WSL2 で実行する
最終更新日: 2026年4月4日
このページでは、WSL2 上で BetterRecolor を実行するための手順を説明します。
Windows や macOS と基本的な流れは同じですが、Ubuntu / Debian 系の Python では PEP 668 により、システム環境へ直接パッケージをインストールできない場合があります。そのため、ここでは venv で仮想環境を作成して実行します。
対象読者
- WSL2 を利用している
- WSL2 上で BetterRecolor を動かしたい
- 基本的な Linux コマンドの操作ができる
WARNING
以降のコマンドは WSL2 のターミナル上で実行します。PowerShell やコマンドプロンプトではありません。
確認環境
以下の環境で動作確認しています。
- Windows 11 Home 64-bit
- WSL2 Ubuntu 24.04 LTS
- Python 3.12.2
事前準備
WSL2 に Python、pip、venv をインストールしておきます。
参考: WSL2でPython,pip,venvをインストールして仮想環境を作成
手順
1. リポジトリをクローンする
git clone https://github.com/8MeTools/BetterRecolor.git2. ディレクトリへ移動する
cd path/to/BetterRecolorpath/to/BetterRecolor は、実際にクローンしたディレクトリに置き換えてください。
3. 仮想環境を作成する
python3 -m venv .btrcBetterRecolor のディレクトリ内に .btrc という仮想環境が作成されます。
確認する場合は、隠しファイルも表示します。
ls -la4. 仮想環境を有効化する
source .btrc/bin/activate有効化されると、プロンプトの先頭に (.btrc) が表示されます。
(.btrc) user@hostname:~/path/to/BetterRecolor$5. 依存関係をインストールする
仮想環境が有効な状態で実行します。
pip install -r requirements.txt6. BetterRecolor を実行する
python3 main.py起動後は、表示される案内に従って言語選択と色設定の確認を行います。
入力を省略して実行したい場合は、次のように指定できます。
python3 main.py --lang ja --yes7. 仮想環境を無効化する
作業が終わったら、次のコマンドで仮想環境を無効化できます。
deactivateプロンプトから (.btrc) が消えれば無効化されています。
2回目以降の実行
2回目以降は、リポジトリへ移動して仮想環境を有効化してから実行します。
cd path/to/BetterRecolor
source .btrc/bin/activate
python3 main.py補足
WSL2 では、システム全体へ Python パッケージを直接インストールするよりも、プロジェクトごとに仮想環境を作成する方法が推奨されます。BetterRecolor でも、依存関係は .btrc の中へインストールしておくと管理しやすくなります。